沖田の日記

人生のきっかけなんぞ、だいたい「なんとなく」じゃよ。

教育基本法を読んで教育の目的や目標について考えた。

 

日々教育活動に勤しんでいますが、特別支援学級なので指導書に沿った学習をしていません。

 

個々に合わせた指導計画を作成し、教育活動に当たっていかなくてはならないのです。

 

そうなってくると、学校教育ってどんなことを目指してやっていけばいいの???という疑問が浮かんできます。

 

そこをきっちり理解していないと、特別支援教育は成り立たないと思います。

 

僕もわかっていないので、勉強していきます。

 

 

1 教育の目的

 

これについてアドラーは「自立」だと一言で終えますが、教育基本法では以下のように書かれています。

 

教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行わなければならない。

 

っていうのが教育の目標です。

 

「人格の完成」を学校教育で目指していくわけですね。

 

さらに「心身ともに健康な国民」です。

 

生徒指導や道徳教育、体育の授業なんかを通じて、そこを目指していくわけですね。

 

国家や社会は平和で民主的でなければいけないわけで、それを形成していくのに必要な資質を身につけていかないといけないのも学校教育です。

 

上記の目標を実現するため、次に掲げる目標を達成するように頑張っていくのです。

 

 

2 教育の目標

 

(1)幅広い知識と教養を身につけ、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養うこと。

 

情操ってなんなんですかね?「もののあはれ」的な感覚ですかね?

 

wikiでは「情操教育(じょうそうきょういく)とは、感情や情緒を育み、創造的で、個性的な心の働きを豊かにするためとされる教育、および道徳的な意識や価値観を養うことを目的とした教育の総称。」って書かれているので、まぁそんなことなのでしょうね。

 

幅広い知識と教養って何なんですかね?

 

今は教養ブームで「東大王」とかそういうクイズ番組みたいなのが流行っていますけど、大人の持っている教養なんてまちまちですし。

 

「狭くて深い知識や教養」ではいけないんですかね? それだと「平和で民主的な国家や社会を形成するのに必要な資質」から外れてしまうんですかね??

 

よくわかりません。

 

 

(2)個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。

 

個人の価値を尊重して、その能力を伸ばしていくこと。

 

はじめに「個人の価値を尊重」って言ってるんだから、そもそも教育を施す前の段階でも個人の価値を尊重しなきゃいけないわけですよね。

 

ってことは子供一人ひとりに対して「ここができていないからマイナスだ」っていう入り方じゃなくて「今のままで価値がある」ってところからスタートしないといけないですよね。アドラーの言う「尊敬せよ」ですよ。

 

その上で能力を伸ばしていく教育ですよ。

 

で、創造性を培う。自分で考える力を培う。

 

自主・自律の精神を養う。自分で自分をコントロールして自分のことは自分で行う。

 

職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度。

 

あなたの価値も能力も、自分で考える力も、自分をコントロールする力も、「仕事」に関連してくるわけですね。

 

職業人でも主婦(主夫)でも関係ないというか、社会を形成していく上で必要な「仕事」なのですから、どんなことに従事してもその仕事を重んずる態度は養っておかないといけないってわけですね。

 

社会の一員として。

 

 

(3)正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。

 

「正義」に関しては難しいです。

 

時代によってもその物差しは違ってきますし、立場や考え方によっても。

 

喧嘩も戦争も自分の主張する「正義」が衝突したものですしね。

 

責任は重んじたほうがいいでしょう。

 

自分の行動を他人のせいにしてはいけませんし、自分の人生を他人のせいにしてはいけません。

 

自分で決定し、自分で責任を取っていかないと。

 

「男女の平等」はよくわかりませんが、働き方や社会への関わり方という視点では平等になってきているのではないでしょうか。

 

デートで男のほうが多く支払いをする、もしくは全額出すのがスマートだという価値観も横行していますが、なんだか都合の良さを感じるというか、それは「男女の平等」に反しているんじゃないかと思っています。

 

「自他の敬愛と協力」ですね。

 

競争原理ではなく協力原理に基づいて社会を形成しないといけないとアドラーも言っています。自己受容、他者への関心、信頼というのもアドラーの唱える思想のキーワードです。

 

「公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度」か。

 

公共の場で適切な行動ができるかというのは大事でしょうね。

 

主体的に社会の形成に参画……か…。

 

PTA役員を押し付け合う大人たちが多い中で、子供にだけ「面倒と思うような仕事も積極的にやりなさい」とか言うのはいかがなものかと。

 

大人が背中で見せていかないと。

 

「社会の発展に寄与する態度」って書くと難しいですけど、「社会がより良くなればいいなぁ。自分も微力ながらもがんばろう」という心持ちは持っていたほうがいいと思いますよね。

 

 

(4)生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。

 

正論。

 

 

(5)伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。

 

地元のことを調べたり、校外学習や修学旅行で文化遺産的なものを見て回ったりして自国や地元を愛する態度を養うわけですね。

 

広島県は「広島カープ」のことを調べる学習をさせてると聞いたことがありますが、ユニークですね。

 

広島の小学校では「カープの授業」が存在!教科書にはカープの歴史やグッズの写真も - Togetter

 

 「他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度」っていうのは今の僕にはまだまだ力がないですねぇ。

 

というのも、外国に行ったことがないですからね。

 

テレビや紙面でしか外国のことは知らない。

 

やっぱ肌で感じないとわからない部分は大きいでしょうからね。

 

日本国内も含めて行ってみたいのは出雲、広島、大阪、名古屋、アメリカ、東南アジア、韓国、ハワイ、カナダ、ヨーロッパ…あたりでしょうかねぇ。

 

 

 

おわりに

 

教育基本法って一文が長いからわかりにくいですよね。

 

もうちょっとわかりやすいように読みやすいように書き直してくれればいいのに、そうもいかないんですかね?

 

とにかく「平和で民主的な社会の形成者」として育つように、教育を施していかないといけないんですね。

 

がんばります。

 

以上です。