沖田です。
この本を読んでいます。
まぁ小説なんですけど、ライトに読めてまあまあ面白いです。
読み途中です。
登場人物に中田さんという、配電塔で仕事してる男の人がいるんですけど、こんなことを言っていました。
暇と休息は違うって話です。
「それらはともに束縛のない時間だ。まっしろで、自由だ。でも人間は本質的に自由を求めているわけじゃない。不自由の中に、息継ぎみたいに自由が混じるからいいんだ。自由ばかりだとどうしていいのかわからなくなっちまうんだ。誰だって同じだよ。休息は愛せても、暇は愛せない」
休息は愛せても、暇は愛せない。
それもそうだなと思いました。
今日は体育の日で三連休の最終日ですが、まだまだ休息が欲しいのが実のところです。
でも、無職でいたときは「早く仕事したい」くらいに思っていました。
暇は暇で辛いし、お金もなくなるし、女の子にもモテません。
とは言え無職歴がそこそこある僕から言わせてもらうと、
暇で暇で仕方ないわー、という境地も捨てがたいのです。
ノーストレスなのでね。
暇は愛せるほど好きではないのですが、嫌いでもありません。
恋人と結婚相手とでは求めるものが違う、みたいなもんでしょう。
トキメキはないけど落ち着く関係でいられるのが「暇」なのです。