沖田の日記

人生のきっかけなんぞ、だいたい「なんとなく」じゃよ。

今まで、さくらももこさんのことをそれほど考えてなかったが、もしかしたら大好物の中に入るかもしれない。

 

ブックオフに行ってきた。

不要になった本を3冊ほど買い取ってもらい、店内をうろうろしていたところ、さくらももこさんの『ももこの21世紀絵日記N'01』が108円で置かれていたので買ってきた。

 

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157ページほどの絵日記で、サクサク進んで非常に読みやすい。

1時間くらいで読めてしまったように思う。

内容はさくらんぼが美味しくてたくさん食べたとか、みかんが好物だとか、息子と仙台に行ってきたとか、そういう他愛のない話である。

 

全部の絵日記が面白いわけではない。

でも別に百発百中を狙うことはしなくていいし、狙ってもできないと思う。

さくらももこさんだって普通の人間なのだ。

ぼくらも普通の人間だ。

肩の力を抜いて物事に取り組んでいければいいと思う。

……な〜んてことを考えたりした。

 

 

 

今回この本を手に取ったのは、世間でさくらももこブームが巻き起こっているからに他ならない。

ぼくだって昔に『もものかんづめ』を読んだときには笑いをこらえられずにヒーヒーしていたし、

漫画の『ひとりずもう』を読んだときにはすごく勇気をもらえた。

特に下巻が泣ける。

 

『ひとりずもう』は今でも大事に本棚に置いてある。

(『もものかんづめ』は中学校で担任をしたときに教室に置いていたら、子どもが読んでボロボロになってしまったので処分してしまった)

 

LINEニュースで訃報が届いたときには本当に驚いた。

 

さくらももこさんが死去、漫画家「ちびまる子ちゃん」 :日本経済新聞

 

そしてさみしさが日本中を覆った。

 

 

 

 

彼女のやわらかいタッチで描くイラストと、毒づいた内容の作品は唯一無二だったと思う。

ぼくは熱心なファンではなかったが、ライトなファンの一人だったと思う。

さみしくなった。

 

彼女はたくさんの作品を生み出し、この世界に残してくれた。

本を手に取ればいつでもさくらももこさんに会える。

生きた証を残すために書いていたわけではないと思うが、結果的には証が残った。

 

これからも折にふれ、彼女の本を読むだろう。

勇気や助言をもらうだろう。

だいすきである。

 

彼女は『ももこの21世紀絵日記N'01』の中で

「今まで、ミカンのことをそれほど考えてなかったが、もしかしたら大好物の中に入るかもしれない」

と書いていたが、ぼくもよく考えたらさくらももこさんのことが大好きである。

 

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「あたしゃミカンと同じか。とほほ」

「でもそう言ってくれるのは嬉しいねぇ」

 

と、言ってくれるといいなと思う。

 

 

 

先生の書き下ろしの作品が、もう生まれてこないのかと思うと本当にさみしい限りである。

ゆるさの極みのような人だったと思う。

これまでの先生の働きに感謝し、これからも変わらず尊敬しつつ、ぼくも人生を歩んでいけたらいいなというかんじだ。

 

さくらももこ先生、本当におつかれさまでした。

 

それから…今までどうもありがとう。

 

合掌。

 

 

 

ひとりずもう (上) (集英社文庫)

ひとりずもう (上) (集英社文庫)

 
ひとりずもう (下) (集英社文庫)

ひとりずもう (下) (集英社文庫)